用語集

紫外線/Ultraviolet(UV)

太陽の光に含まれる、目に見えない電磁波の一種。可視光線中もっとも波長の短い紫より、さらに波長が短いので「紫外線」と呼ばれる。人体に対しては、殺菌消毒、ビタミンDの合成、新陳代謝をうながすなどのメリットがある一方、皮膚の細胞にさまざまなダメージを与えて健康を損なうことも分かってきた。波長によって3種類に分けられ、波長が短いほど人体に悪い影響がある。紫外線量がもっとも多いのは、1日でいうと午前10時~午後2時、1年では5月~9月。

UVA(320~400nm)
サンタンを起こす紫外線。紫外線の中でもっとも波長が長く、表皮の一番下の基底層から真皮にまで達する。UVAに刺激されたメラノサイトメラニン色素を大量生産して角質層に送り込み、これがサンタンの原因となる。また、真皮のコラーゲンエラスチンを変質させて光老化を進める。波長が長いので雲やガラスも簡単に通り抜けられる。
UVB (280~320nm)
サンバーンの原因となる、2番目に波長が長い紫外線。ほとんどは表皮までしか入ることができないが、その分肌への影響は大きく、炎症を起こす力はUVAの約1000倍。皮膚の免疫機能を弱らせ、細胞のDNAを傷つけて皮膚ガンの原因になったり、皮膚内で活性酸素を作りだしたりする。
UVC(180~280nm)
もっとも波長が短い紫外線。細胞のDNAに直に吸収されて損傷を与えるため、非常に殺菌作用が強い。生き物がUVCをまともに浴びると重い火傷のような症状が出る。波長が短いためオゾン層で散乱・吸収され、地表には届いていない。近年オゾン層の破壊が問題になっているのは、このUVCを始めとする有害な光線類が地上に届いて生物に害を与える恐れがあるため。

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