ある有機化合物の基本的な構造や性質を大きく変えない程度に作りかえた物質のこと。誘導体の作り方としては、官能基など特定の性質を持つ原子団を結合させる、酸化や還元を行う、一部の原子を付け加えたり置き換えたりするなどがある。
そのままではすぐに変質するような成分を使って化粧品を作りたいとき、誘導体にして性質を安定させてから配合する手法がよく用いられる(例:ビタミンC誘導体など)。
用語集一覧ページへ
用語集一覧