カモミール、カモマイルとも呼ばれるキク科の一年草。花にリンゴ果実のような香りがあり、名前の語源は「大地のリンゴ」という意味のギリシャ語「カマイメーロン」。日本には19世紀はじめにオランダからもたらされた。
ヨーロッパでは「お母さんのハーブ」として古くから民間薬として重宝された。ハーブティや精油などに広く利用され、リラックスや安眠に効果があるとされる。近年ではカミツレのエキスに美白効果があることも判明し、化粧品への利用が進んでいる。
読んで美に効く基礎知識本文「お肌にメラニンを溜め込まない/美白剤の種類とそのはたらきとは 9.カモミラET」も参照のこと。