角質細胞同士をつなぎ止めている直径0.2~1.5μmの糖タンパク質。接着斑ともいう。細胞の中から多くの突起を細胞の外へと伸ばし、同じく他の細胞から出ている突起と絡まりあって細胞同士を固定している。ターンオーバーによって肌の表面に近づくとプロテアーゼによって分解され、接着力が弱まるので古い角質細胞は自然に肌の表面から剥がれ落ちてゆく(落屑)。劣悪な環境や老化などによってうまく分解されないと角質層がムダに厚くなって肌がくすんだり、スケーリングなどのトラブルが起こりやすくなったりする。
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