陰イオン性界面活性剤(アニオン性界面活性剤)の一種。動植物の油脂または油脂に含まれる脂肪酸と、強アルカリを反応させて作る。アルカリに水酸化ナトリウムを使うと固形石鹸(脂肪酸ナトリウム/ソーダ石鹸)が、水酸化カリウムを使うと液体石鹸(脂肪酸カリウム/カリ石鹸)ができる。
古代ローマやメソポタミア文明の時代より洗浄剤として利用されてきた歴史があり、現在でも、ものや体を洗うために使われる。また、化粧品を作るときの乳化剤、乳化助剤としても役立つ。詳しくは以下のページも参照のこと。
読んで美に効く基礎知識本文「界面活性剤といえば、まずはコレ/陰イオン(アニオン)性界面活性剤」
石鹸百科「石鹸とは」