酸化エチレン付加型の非イオン性界面活性剤(ノニオン性界面活性剤)を水に溶かして熱してゆくと、ある温度に達したときに溶液が白く濁り始める。この温度のことを曇点と呼ぶ。
酸化エチレン付加型界面活性剤を溶かした水溶液は、曇点以上の水温になると親水基である酸化エチレン鎖が変質して親水性が低くなって乳化力が落ち始める。そのため界面活性剤が水に溶けていられなくなり、白い濁りとなって目に見えるようになる。
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