自然界に存在するものから取りだした香料のこと。動物性香料と植物性香料がある。
動物性香料は動物由来の香料。ムスク、シベット、アンバーグリス、カストリウムなどが代表的。これらはワシントン条約により保護されている動物から採取しなければならず、入手が大変に難しい。そのため、現在はこれらと同じような香りの合成香料や調合香料が使われている。
植物性香料は植物から採取された香料。精油、エッセンシャルオイルとも呼ばれ、製品の香り付けやアロマセラピーなどに利用される。
読んで美に効く基礎知識本文「「良い香り」は何のため?/香料のはたらきと種類について 1.天然香料」も参照のこと。