一般に「爪」と呼ばれている部分のことで、爪体(そうたい)ともいう。手足の指先を守る役目があるとされる。皮膚の角質層が変化したもので、薄板状の角化した細胞が密着して成り立っている。主な構成成分は、硬ケラチン(ハードケラチン)と呼ばれる硬いケラチン質。爪根にある爪母細胞が分裂して新しい爪ができ、爪床とともに指先へと伸びてゆく。爪甲は死んだ細胞の集まりなので切っても血は出ず、痛みも感じない。
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