極めて小さい粒子が均一に散らばっている空間に光が当たったとき、その光は分散している粒子に当たってさまざまな方向に反射する。それによって、光の通り道が筋になって見える現象のこと。イギリスの物理学者ジョン・チンダルによって19世紀に発見された。ホコリの舞う部屋に差しこむ光の筋がはっきり見えたり、太陽の光が雲の切れ間から差しこんでいるのが見えたりするのもこの現象であると考えられる。
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