心臓から出た大きな動脈が枝分かれして身体の末端部分へたどり着いた非常に細い血管(直径5~12μm)。血管壁は大変に薄く(約0.5μm)、その薄い壁をリンパが通り抜けて細胞の間を行き来し、ガス、栄養分、老廃物の交換を行っている。体温調節の役目もあり、暑いときには血管が拡張して血流を増やして皮膚から熱を発散、寒いときには血管が収縮して血流を抑えることで体温を逃さないようにする。毛包、汗腺、皮脂腺などの皮膚付属器官の周りにも多く存在し、栄養や酸素を供給している。
用語集一覧ページへ
用語集一覧