爪甲の周りの皮膚に起こる感染症の一種。爪囲炎(そういえん)ともいう。黄色ブドウ球菌などの細菌や、カンジダなどのカビが皮膚の傷から体内に入り込んで起きる。強い炎症と痛みが特徴。水仕事をすることの多い人(家事担当者・清掃業従事者・調理師など)は慢性化しやすいといわれ、長く続くと爪が変形するもある。大人だけでなく、砂場や泥遊びなどで手に傷を作りやすい子供にも見られる。化膿がひどいときは切開して膿を出し、抗菌剤の外用や内服によって治療する。
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