どの部分を取りだしてもまったく同じ構成・性質を持つ物質の状態を表す言葉。
水は、どの部分を取りだしてもまったく同じなのでひとつの相といえる。砂糖水も、砂糖の分子が水の中に均一に散らばっているので、ひとつの相。氷水は、水と氷は成分的には同じでも、液体と固体という性質の違いがあるので相はふたつ。牛乳は、肉眼ではひとつの相に見えるが、拡大すると水溶性の液体の中に乳脂肪の油滴が散らばっている。よって、「水溶性の液体」と「乳脂肪」のふたつの相から成っている。
用語集一覧ページへ
用語集一覧