皮膚に外から用いられた物質が表皮角質層を通り抜け、さらに内部の体内組織にしみ込むこと。水溶性物質よりも脂溶性物質のほうが吸収されやすく、また、分子が小さい物質ほどしみ込みやすいので分子量が1000以上になると吸収量は少なくなる。また、ウサギ>モルモット>ヒト、という具合に動物の種類によっても経皮吸収性は違う。肌トラブルなどで角質層バリアが乱れているときも皮膚からの吸収量は増える傾向にある。
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