用語集

ペプチド結合

アミノ酸同士が結合するときに取る形のひとつ。1つのアミノ酸のカルボキシル基(-COOH)と、ほかのアミノ酸のアミノ基(-NH2)が脱水縮合(注)してできる。このペプチド結合によってできるのがペプチドという化合物で、2つつながるとジペプチド、3つつながるとトリペプチド、多数つながったものはポリペプチドと呼ばれることが多い。タンパク質も基本的にこの結合によってできる。結合力がとても強く、分解するには強酸か強アルカリが必要。しかし生物の体内には体温程度の温度とpH7程度の環境でも素早くペプチド結合を分解する酵素がある。(例:ペプチダーゼ、プロテアーゼなど)

注:脱水縮合とは、化合物のなかの2つ以上の分子が反応し、そこから水(H2O)が取れ、その他の部分がつながって新しい化合物ができる反応のこと

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