用語集

ベニバナ

キク科の1年草。紅(べに)の原料であるカルサミン(カーサミン、ベニバナ赤)が取れるためこの名がある。日本では山形県での栽培が有名。

ベニバナに含まれる色素のうちカルサミンは約1%(残りの大半はサフラワーイエロー)。カルサミンは紅色の発色がよく、昔から高級衣類用の染料や口紅として用いられてきた。主成分は水に溶けないcarthamun red (carthamin)。暗い赤色~暗い紫色の結晶または粉末で、化粧品としては口紅、ほお紅などに赤みを出すために使われる。

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