おしえて!おそらさん

理想的なターンオーバーのために出来ること...って?

お肌の状態に合わせたお手入れを

化粧品研究者 おそらさん

現職の、某化粧品メーカー研究員。豊富な知識と明快な語り口で石けん楽会に数々の名発言を残す。趣味は旅行。

Y菜さん

20代半ばOL。乾燥肌。冷え症なのが悩み。

N美さん

40代後半主婦。テニスが趣味。肌のくすみが気になる。

編集者

30代前半フリーランス。しみ、大人ニキビが悩み。

編集者

ターンオーバーサイクルが大事、というのはよく分かりました。でも、具体的にどうしたらよいのか悩んでしまいませんか?

Y菜

こないだ新聞で皮膚科の先生が「キメが粗くなるのは、ほとんどの場合、洗いすぎが原因。そのせいで肌が乾燥するのです」と書いているのを読んだんです。

N美

そういう話、私も聞いたことあるわ~。

Y菜

「普通の汚れは、水かぬるま湯で丁寧に洗えば落ちる。化粧落としに神経質になりすぎない。少々残ってもいいや、ぐらいの方が、肌に優しいのです。」だなんて、もう目からウロコ。試しにぬるま湯だけで洗ってみたら、口元や頬のカサカサがおさまっていい感じ♪

N美

あれ?でも私が以前に読んだ雑誌には「メイクをきちんと落とさないと、ファンデーションの中の顔料や油分が毛穴に詰まって皮脂と一緒に酸化してしまい、トラブルの原因になることもある」と書いてあったわよ。

編集者

正反対の意見で、迷ってしまいますね。どちらが正しいんでしょう?

おそら

そうですね。N美さんのおっしゃるとおり、お化粧はしっかり落とすことが大切です。また、キメが粗くなる原因も乾燥だけではありません。

N美

やっぱり、そうよね...

おそら

ただ、Y菜さんのようにお肌がカサカサする場合は、お肌の水分が不足していてターンオーバーが早すぎる状態なので、そういう角質を取りすぎないケアは悪くないですね。メイクをしていない朝などは、ぬるま湯洗顔でも十分だと思います。

N美

なるほど、そうなんですねぇ。実は私も「ぬるま湯だけで洗顔」をちょっとやってたことがあるの。でも、しばらくしたら、なんだか顔色がくすんできちゃって...

おそら

ターンオーバーというのは通常、加齢とともに遅くなってくるんですね。また、紫外線の影響も受けやすいんです。N美さん、たしか...

N美

テニスやってます!この間も試合で勝ちましたよ。

おそら

でしたよね(笑)そんな風に日頃紫外線によくあたっていて、特に敏感肌・乾燥肌でもない40代のN美さんがY菜さんと同じケアをしていると、角質が厚くなってくすんできちゃう、ということはありえます。その場合はY菜さんとは逆に、角質を適度に柔軟にしてはがれやすくするお手入れが必要ですね。

N美

具体的にナニでどうすればよいの?

おそら

お化粧をオイルやクレンジング剤でしっかり落としたあと、お気に入りの石けん(なるべく泡立ち、泡もちのよいもの)をよく泡立てて洗うというのが基本。泡立て専用グッズお店の売り場を別ウィンドウで開きますを使うとクリーミーな泡が簡単に作れますよ。

N美

二度洗いの必要ない洗い流すクレンジング剤を使っているんだけど、それでもいいのかしら?

おそら

大丈夫ですよ。ただ、そのタイプはメイクをなじませたあと、水を加えてしっかり乳化させてから洗い流してくださいね。また、「二度洗いは必要ない」と謳われているものは、メイクの汚れは落とせますが古い角質汚れまでは落としてくれませんから、その後に石けんや洗顔料で洗うのをお忘れなく。

N美

あらら...そうなんですか...手間をかけないとキレイになれないんですね~(苦笑)

おそら

そのとおりです(笑)でも、忙しくて大変!疲れちゃった!という日は無理せずメイクを落とすだけでもいいと思いますよ。そのかわり、余裕のある日はしっかりと...ですね。そのうえで、肌の調子がよければ週に1回くらいパックをするのもオススメですよ。

N美

なるほど!それならできそうです。がんばろう。

おそら

そうそう、クレイのような粘土(ガスールお店の売り場を別ウィンドウで開きますねんどのジェルお店の売り場を別ウィンドウで開きますなど)での洗顔や、昔ながらのうぐいすの粉お店の売り場を別ウィンドウで開きますぬか袋お店の売り場を別ウィンドウで開きますあずきの粉お店の売り場を別ウィンドウで開きますを使った洗顔もおすすめです。ただし、どの洗い方をしても洗顔後はしっかり保湿、が大切ですよ!

N美

うぐいすの粉お店の売り場を別ウィンドウで開きます、って私のおばあちゃんが使ってたあれかしら?

おそら

そう、それです!うぐいすの糞は着物のシミ抜きにも使われていたほどの酵素パワーで美白効果もあるんですよ。石けんの泡に混ぜたり、ぬか袋に入れたりして使うほか、ガスールに混ぜて使うと匂いが気にならなくておすすめですよ。

N美

そういえばおばあちゃん、歳の割には色白できれいなお肌してたのよね...そうか、それが秘訣だったのねぇ。

おそら

でも、帽子や日傘で物理的に紫外線を防いだり、日焼け止めを塗ったり...という、焼けない工夫もお忘れなく。

N美

そうそう、もちろん!

Y菜

ところで...角質を取りすぎないメイク落としって、どうすれば?

おそら

拭き取るタイプのクレンジング剤お店の売り場を別ウィンドウで開きます...またはオイルお店の売り場を別ウィンドウで開きますでもいいですね。それをくるくるとメイクになじませてメイクを浮かせた後、そっと拭き取る、というのがおすすめです。洗い流すタイプのクレンジング剤お店の売り場を別ウィンドウで開きますを使ってぬるま湯で洗い流す、というのでもいいですよ。

Y菜

なるほど~

おそら

どちらのタイプもこすらないように、メイクを洗い流すときはぬるま湯で、拭き取るときは押さえるように、というのがポイントです。熱い湯を使ったり、こすったりしちゃ絶対ダメですよ!

Y菜

ぬるめのお湯で、こすらないように、ですね。気をつけます!ところで、オイルは何でもいいんですか?ホホバオイルなら、うちにあるんですが。

おそら

いつも使っているオイルで大丈夫。でも、ウォータープルーフのメイクをしたときは、油性のメイクを溶かしやすいスクワランお店の売り場を別ウィンドウで開きますがおすすめです。その後、石けんは使わず「ガスールお店の売り場を別ウィンドウで開きますの上澄み液」や「ねんどのジェルお店の売り場を別ウィンドウで開きます」「ぬか袋お店の売り場を別ウィンドウで開きます」などでマイルドに洗顔するとよいですよ。ぬか袋で直接こするのは刺激になるので、洗面器の中で袋をモミモミして白い液にしてからそれで顔を洗ってぬるま湯ですすぐ、というほうがいいかもしれませんね。

Y菜

なるほど~。さっそくぬか袋とガスール、注文してみます!

編集者

私は、冬は乾燥するんだけど、夏はけっこうべたべたするんですよね。

おそら

一般的に、夏は冬に比べて皮脂の量が多くなりがちですからね。私も、夏場のみ朝・晩ともに洗顔料で洗って、それ以外の時期は朝はぬるま湯洗顔のみにしています。お手入れ方法は一年中同じではなく、季節によって肌の様子を観察しながら、その状態に合わせたお手入れをすることが大切ですよ。

編集者

はい、がんばります...

おそら

そうそう、それと、外側からのお手入れも大切ですが、栄養をしっかり取れる食事と、たっぷりの睡眠も大事ですよ。美しさは体の中から!

編集者

実はそれが一番大変だったりして...いえいえ、こちらも、がんばります!

(2008年2月初出)

チェックポイント

肌が過敏になっている人

メイクは出来るだけ避ける。どうしてもメイクが必要な場合はお肌に合う製品を選び、簡単なメイクにとどめる。メイクした場合は優しく落とすだけで、その後の洗顔は必ずしもしなくてよい。洗顔する場合は刺激のないもの(ガスールの上澄み液やぬか袋を洗面器中で揉みだした液等)で。

普通肌の人

メイク落し+洗顔。お肌の状態を見ながら、たまに(月に1~2回程度)スペシャルケアとしてパックすることはおすすめできる。

肌のくすみが気になるが敏感肌でない人(N美さんのような人)

メイク落し+洗顔。普段のケアにプラスして、週1回程度パックするのがおすすめ(ただし肌が荒れたときは中止)

※このコンテンツには、掲示板「石けん楽会」に投稿されたコメントの内容が一部含まれます。

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